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【2024年】福岡市の住宅ローン補助金は?その他の制度やローン貧乏対策を解説

【2024年】福岡市の住宅ローン補助金は?その他の制度やローン貧乏対策を解説

本記事は、住宅ローンの返済金額を少しでも減らし、生活にゆとりを持たせたい方に向けた記事です。

住宅の購入は、最低でも数百万円かかる大きな買い物です。

ローンを組めば毎月の支払いが生じ、場合によってはそれが負担となって生活が苦しくなることも。

このようなことにならないためには、住宅ローンの補助金制度を利用したり、住宅購入に向けて細やかな計画を立てることが大切です。

以降で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

補助金制度を利用する前に

どの補助金制度においても、共通するのが申請期限や補助枠が決まっていることです。

いつでも申請できるわけではなく、決まっている補助枠に達した場合は申請期限を満たしていなくても募集終了となります。

申請する前に、必ず問い合わせるかホームページで申請できるか確認してください。

また、要件や補助金が変更されることもありますので、申請年の最新情報は確認しておきましょう。

 

福岡市の住宅ローン補助金は「ふくおか型長期優良住宅ローン制度」

制度の内容

「ふくおか型長期優良住宅」とは、長期優良住宅の基本機能からさらにグレードアップさせた住宅です。

具体的には、バリアフリー機能や防犯機能、耐震機能などです。

要件を満たした住宅であると認められると、住宅ローンの金利引き下げや融資手数料の割引などを受けられます。

なお、金利が年0.1%割引されたり、不動産担保取扱手数料が半額になったりする例があります。

具体的に受けられるサービス内容は金融機関によって異なるため、要チェックです。

 

対象となる要件

  • バリアフリー機能
  • 防犯機能
  • 耐震機能
  • フレキシブル性能
  • 3世代対応
  • 福岡県産材の使用

 

利用する方法

  1. 長期優良住宅の「認定通知書」または選択した性能の証明書類を取得する
  2. 次に、金融機関の窓口に証明書類の写しを提出する
  3. 申請完了

 

<性能の証明書類>

  • 設計住宅性能評価書
  • 福岡県産木材証明書
  • セキュリティ・ホーム認定証

 

設計住宅性能評価書は、高断熱性能やバリアフリー性能を選択する際に取得するものです。

福岡県産木材証明書はその名のとおり、県産材の使用を選択する際に取得するものです。

セキュリティ・ホーム認定証は、防犯性能を選択する際に取得する書類です。

 

その他の福岡県で受けられる住宅関連の補助金制度

その他の福岡県で受けられる住宅関連の補助金制度をご紹介します。

 

住宅用エネルギーシステム導入支援事業

制度の内容

「住宅用エネルギーシステム導入支援事業」とは、太陽光発電システムのようなエネルギーを生み出すシステムを導入する費用を支援するための支援です。

補助金額は、対象となるシステムに応じて上限60万円となっています。

 

対象となる要件

以下のようなシステムを設定している戸建て・集合住宅

  • 住宅用太陽光発電システム
  • リチウムイオン蓄電システム

 

以下に該当する方

  • 補助対象システムを設置した住宅を購入する方
  • 自身が所有する住宅に補助対象システムを設置する方

 

利用する方法

  1. 補助金交付対象申請書と必要書類をそろえる
  2. 申請に必要な書類に不備・不足がないことを確認
  3. 補助金交付事務局宛に電子メールもしくは郵送で送る
  4. 申請完了

 

直接足を運んで事務局に申請しにいくことはできないため要注意です。

また、申請後、1週間以内に受理の連絡がない場合は事務局へ連絡してください。

電子メールで申請する場合は、件名を「【申請】住宅用エネルギーシステム導入支援事業補助金」としてください。

 

参考資料:令和6年度福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業

 

子育て世帯住替え助成事業

制度の内容

「子育て世帯住替え助成事業」とは、育児に適した住宅への住替えを応援するための助成事業です。

新築住宅の取得は利用対象外であり、賃貸アパート・マンションや中古住宅といった既存住宅への住替え費用を助成します。

助成金額は基本15万円、最大20万円です。20万円になる対象は、親と同居もしくは近居、お子様が2人以上いる世帯となっています。

対象となる要件

以下に該当する住宅

  • 民間賃貸住宅
  • 既存住宅(中古住宅)
  • 世帯人数に適した住戸専用面積に該当する住宅
  • 家賃が所定の金額以下であること など

 

以下に該当する方

  • 扶養対象のお子様がいる子育て世帯

(妊娠中・18歳までのお子様が対象)

  • 生活保護などの公共助成・補助金制度を受給していない世帯 など

 

利用する方法

民間賃貸住宅と中古住宅どちらに移り住むかで必要書類が異なります。それぞれ必要な書類をそろえたら、窓口・郵送・メールのいずれかにて申請してください。

 

・申請の流れ

  1. 対象の住宅へ引越しする
  2. 転入届・転居届を提出する
  3. 申請する
  4. 申請受付メールが届いたら返信する
  5. 審査・通知
  6. 助成金が振り込まれる

 

参考資料:

福岡市 子育て世帯住替え助成事業について

 

【詳細版・民間賃貸住宅】令和6年度子育て世帯住替え助成事業パンフレット

 

【詳細版・中古住宅購入】令和6年度子育て世帯住替え助成事業パンフレット

 

国が発足している住宅関連の補助金

次に、国が発足している住宅関連の補助金をご紹介します。

 

子育てエコホーム支援事業

制度の内容

「子育てエコホーム支援事業」とは、エコ住宅の新築に住みたい子育て世帯に向けた支援事業です。

長期優良住宅を建てる場合は100万円、ZEH住宅は80万円の補助を受けられます。

リフォームも対象となり、子育て世帯・若者夫婦世帯は上限30万円、その他の世帯が上限20万円です。

中古物件などの既存住宅購入も必要な場合は、上限60万円の補助が受けられます。

ただし、長期優良リフォームは子育て世帯・若者夫婦世帯だと上限45万円、その他の世帯は上限30万円です。

 

対象となる要件

以下に該当する注文住宅の新築・新築分譲住宅

  • 長期優良住宅
  • ZEH水準住宅

 

以下に該当する方

  • 18歳未満のお子様がいる子育て世帯
  • 夫と妻のいずれかが39歳以下の若者夫婦世帯

利用する方法

申請はご自身で行えません。

新築の注文住宅の場合は建築事業者、新築分譲住宅の購入・リフォームはエコホーム支援事業者が申請手続きを行います。

 

参考資料:

子育てエコホーム支援事業について

国土交通省 子育てエコホーム支援事業について

申請手続きの詳細【注文住宅の新築】|子育てエコホーム支援事業【公式】

 

地域型住宅グリーン化事業

制度の内容

「地域型住宅グリーン化事業」とは、省エネのリフォームや高性能の木造住宅を購入する際に受けられる補助金です。

環境負荷を減らした建築方法を用いたり、地域の木材を利用したりして建てられた省エネ機能の木造住宅を対象した事業です。

上限140万円の補助金が受けられます。

 

対象となる要件

以下に該当する住宅

  • 認定長期優良住宅
  • ZEH
  • Nearly ZEH
  • ZEH Oriented、
  • 認定低炭素住宅

 

以下に該当する方

  • 18歳未満のお子様がいる子育て世帯
  • 夫と妻のいずれかが39歳以下の若者夫婦世帯
  • 三世代同居をする方
  • バリアフリーが必要な方 など

 

利用する方法

補助金の申請は、ご自身ではなく施工業者が行います。

 

参考資料:住宅:令和5年度 地域型住宅グリーン化事業(認定長期優良住宅、ZEH・Nearly ZEH、認定低炭素住宅、ZEH Oriented) – 国土交通省

地域型住宅グリーン化事業

令和5年度地域型住宅グリーン化事業 補助金交付申請等手続きマニュアル

 

戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業

制度の内容

「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」とは、高断熱化による省エネ・省CO2化を実現した新築購入・リフォームをする方を対象にした支援事業です。

 

補助額は以下のとおり。

 

補助対象の住宅 補助額
ZEH 55万円/戸
ZEH+の戸建て住宅 100万円/戸

・断熱等性能等級6以上の外皮強化に追加補助:25万円/戸等

・蓄電システムを導入、CLT(直交集成板)を一定量以上使用、または先進的再エネ熱利用技術を活用する場合:蓄電システム2万円/kWh(上限額20万円/台)など

既存戸建住宅の断熱リフォーム 補助率1/3以内(上限120万円/戸)

対象となる要件

以下に該当する戸建て

  • ZEH
  • ZEH+化
  • 高断熱化

利用する方法

手続きが複雑なため、業者が代行するのが一般的です。

 

LCCM住宅整備推進事業

制度の内容

「LCCM」はライフ・サイクル・カーボン・マイナスを略した言葉です。

資材の製造から建築まで二酸化炭素の排出量を減らした住宅や、寿命を長くして建て替えや解体のサイクルで生じる二酸化炭素を削減された住宅に向けられた事業です。

上限140万円の補助金が受けられます。

 

対象となる要件

以下に該当する住宅

  • LCCO2評価の結果が0以下の住宅
  • 一次エネルギー消費量を100%以上削減した住宅 など

 

以下に該当する方

  • 住宅の購入者

利用する方法

指定ホームページから申請してください。

2024年申請ページ

 

参考資料:

LCCM住宅整備推進事業 概要

LCCM住宅整備推進事業実施支援室

 

住宅ローン貧乏になるのが不安!どんなケースで起きる?

住宅ローンの返済で生活が苦しくなることを不安に思っている方に向けて、苦しくなるケースをご紹介します。

 

<住宅ローンが負担になるケース>

 

  • 返済負担率の上限近くでローンを組んだケース
  • 定年後を超えてからもローン返済が続くケース
  • 夫婦の収入を合算した金額でローンを組んだケース
  • 諸費用・税金を考えずに家を購入したケース
  • 唐突の収入ダウンが発生したケース
  • ローン返済期間中のライフプランを考えていなかったケース

 

上記のケースに該当しないように、計画を立てて住宅購入を進めることで、住宅ローンによる生活の圧迫を避けられます。

 

住宅購入費用のことなら「おうちの買い方相談室 博多天神店」へお任せ!

中央区や博多区で、建売住宅・注文住宅、中古住宅を購入したいとお考えの方は「おうちの買い方相談室 博多天神店」にお任せください。住宅ローンの不安、予算作成といった住宅購入に関連する費用の相談を無料で受けられます。

 

当社では他にも「無料」で下記のような相談を承っております。

 

  • 住宅会社選びのご相談
  • 土地選びのご相談
  • ライフステージの変化によるお金のご相談 など…

 

購入後のローン返済の不安の解決に向けてのご相談も承っておりますので、ぜひいつでもご相談ください。

 

おうちの買い方相談室 博多天神店
住所 〒8120029

福岡県福岡市博多区古門戸町5-1アイビル2F

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