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【一軒家】注文住宅の間取り決めは種類やポイントを知ってから!最高の家に住むために
注文住宅の間取りを決めるのはとても難しいです。さまざまな希望や理想をどのように入れようかを予算内で考えなくてはなりません。ある程度の妥協は必要ですが、間違ったところを妥協すると、快適性がなくなってストレスを感じたり後悔したりする可能性もあります。
そこで本記事では、一軒家を建てたい方に向けて、失敗しない間取りの決め方のポイントをお伝えします。
失敗しないための間取り決めのポイント
失敗しないための間取り決めのポイントを5つご紹介します。
POINT1.土地の周辺環境・形状をチェックする
土地の周辺環境や形状によってベストな部屋や玄関の位置が変わるため、土地をよく知ることが大切です。
具体的に以下の内容を確認します。
- 日当たり
- 道の状況・交通量
- 土地の広さ
- 隣家の住人の有無・隣家との距離
ベランダや室内干しができるスペースは、洗濯が乾きやすい日当たりがいいところがベスト。日当たりが良いところを確認すれば、洗濯物が乾きにくいところに間取りを設置してしまうのを防げます。
また、リビングも日当たりの良いところを選びたいという方も、日当たりがいい場所のチェックは必要です。
浴室・脱衣所の設置場所は、人の目に入りにくいところがベスト。土地から道路への繋がり方や交通量を確認することで、人の目が気になるところに設置してしまうのを防げます。
家の広さと庭の広さが偏りすぎないよう、比率やバランスを考えなくてはなりません。土地の広さは、家の広さや庭に直結するため、土地の広さは確認しておきましょう。
快適に住むためには、隣家の視線対策が欠かせません。住人がいるかどうかや家を建てたあとの隣家との距離を確認しましょう。
POINT2.希望が多い場合は優先順位をつける
注文住宅は理想の家を建てられる分、たくさんの希望を盛り込みたくなります。しかし、盛り込むほど費用は高額になりますし、場合によっては住みにくくなることもあります。
希望が多い場合は、一度リストに書き起こし、優先順位を考えてみましょう。どのような機能性のある家にしたいか、どのような部屋が絶対に必要なのかなどを話し合い、間取りに反映させるのがベストです。
POINT3.現在の間取りの良点・悪点を洗い出し参考にする
間取りの設置をどのようにすればいいかわからない場合は、現在の間取りを参考にしましょう。今住んでいる住宅の間取りの良い点と悪い点を洗い出し、メモします。良い点はそのまま残し、悪い点は改善させた間取りにすると考えやすくなります。
POINT4.玄関・階段の位置を決めておく
玄関と階段の位置は間取りに大きな影響を与えるため、最初に決めておきましょう。特に階段の位置は、廊下に設置するのか、リビングに設置するのかで機能性が大きく変わります。
現在お子様がいる場合、もしくは将来お子様と住む可能性がある場合は、リビングがおすすめです。自室に入るためには必ずリビングを通る必要があるため、コミュニケーションが取りやすくなります。
POINT5.悩んだ場合はテーマを考える
意見がなかなかまとまらない場合は、テーマを考えましょう。具体例を挙げます。
- コミュニケーションが取れる家
- ペットが快適に住める家
- 育児や家事がしやすい家
- 趣味を楽しめる家
- 在宅ワークができる家
- 明るくて開放感がある家 など
大きなテーマを決めることで、家族にとって必要な部屋や快適な動線の間取りに仕上がりやすくなります。
たとえば、明るくて開放感がある家なら、吹き抜けを大きく作ると叶えられます。あとから大きな吹き抜けを作ると、大掛かりなリフォームが必要です。工期が長い上に費用もかかり大変なので、最初の設計時から作っておくほうが良いです。
玄関の間取りデザインの例
玄関の間取りデザインの例をご紹介します。
吹き抜けで開放感のある玄関
玄関に吹き抜けを作ると、開放感や明るさがあります。仕事から疲れて帰ってきた際に、心がほっとするような玄関になるでしょう。
しかし、デメリットも。吹き抜けを作ると2階のスペースが減るため、部屋数が少なくなったり狭くなったりします。住む人数が増える可能性がある場合は、3階建てにしたり、広い土地の家で家の広さを十分に確保したりなどの対策が必要です。
土間で出入りが楽な玄関
土間と玄関を地続きにするデザインです。
段差がないため、出入りがスムーズです。バリアフリー設計ともいえるため、高齢になり段差がツラくなったり、怪我などで車椅子生活が必要になった場合にも安心できます。車椅子生活の場合、土を家の中に入れないよう外出用と家用の車椅子を用意する方もいるでしょう。地続きなら段差がないため、移乗も楽です。
一方で、デメリットもあります。土間と玄関を地続きにすると、砂や土が玄関に侵入しやすくなり、こまめな掃除が必要です。
リビングの間取りデザインの種類
リビングの間取りデザインの種類をご紹介します。
キッチン・リビング・ダイニングの一体型リビング
一体型リビングは、最近主流のデザインです。
区切られていないためリビングが広く感じ、圧迫感がありません。加えて、料理をしながら家族の様子を確認しやすい、会話がしやすいといったメリットもあります。キッチンの近くにダイニングを構えると、料理の準備や片づけもしやすくなるでしょう。
一方でデメリットもあります。キッチンの臭いがリビング・ダイニングに広がる可能性があります。また、来客時に生活感のあるキッチンが気になることもあるでしょう。
キッチンとリビング・ダイニングを仕切ったリビング
キッチンとリビング・ダイニングを仕切ったリビングも人気があるデザインです。
ガラス建具や壁、キッチンカウンターなどで仕切ることで、キッチンが丸見えになりません。全てを仕切らず間仕切りにすれば、圧迫感も減らせますし、家族とのコミュニケーションも取りやすくなります。仕切りの範囲を広げるほど、キッチンの臭い対策にも効果的です。
可動式の仕切りにすると、完全に仕切ることも仕切りを解いて開放感あるリビングにするのも自由です。
収納を考えた間取りの例
収納できるところが少ない住宅は何かと不便です。衣替えで使用しない服、布団、趣味の楽器、消耗品のストックなど、使用時以外はしまっておきたいものがたくさんあるでしょう。
しっかり収納力を確保したい場合は、壁の余ったスペースを収納にする間取りを考えるのがおすすめです。たとえば、階段下に押入れ、大きめのウォークインクローゼットを1つ作った上でクローゼットを各部屋1つ入れるなどです。
失敗しやすい水回りの間取りデザインのポイント
水回りの間取りに失敗しないためにも、デザインのポイントを5つご紹介します。
POINT1.水回りの間取りは南側以外に作る
南側は湿気が発生しやすいため、水回りの間取りを作るのはおすすめしません。
南側は日当たりがよく、特に浴室など水分が多く発生する部屋ではカビが発生しやすくなります。加えて、湿気やカビにより劣化スピードも早くなります。
水回りの部屋を設置するなら、日が当たりにくい北側が一番無難でしょう。
POINT2.トイレは寝室の真上や真横の設置を避ける
トイレは水が流れる音が響きやすいため、寝室の真上や真横に設置するのはおすすめしません。夜中や早朝にトイレに行くのに気が引けたり、トイレ横の部屋にいる方が音で目が覚めたりしやすいです。
また、トイレの臭いが部屋のドアの隙間から入ってきて気になる可能性もあります。不快な匂いは精神的にも身体的にも影響を及ぼすため、トイレは部屋から離れたところに設置しましょう。
POINT3.できるかぎり横並びや縦並びにしてまとめる
浴室、キッチン、トイレを、横並びまたは縦並びにまとめるのもポイントです。
点在させるとその分水道管を張り巡らせる必要があり、工事費用がかかります。加えて、修理やメンテナンスが必要となった場合、修理箇所を見つけたり点検したりするのが大変です。
湿気やカビ、音の問題もあります。隣に水回りの部屋を作ったことで、快適性が損なわれ後悔するかもしれません。そのため、ご自身の部屋や寝室の部屋、お子様の部屋の設置場所にも困るでしょう。
POINT4.家事動線を考える
キッチン、お風呂、洗濯の家事が毎日欠かせないご家庭の場合、特に家事動線は重要です。動きがスムーズになるよう間取りを工夫すると、家事が楽になります。
具体例1:掃除を楽にする動線
脱衣所のところに洗濯機の設置場所を作れば、洗濯機をかけたあとすぐにお風呂を掃除できます。
具体例2:洗濯機と洗濯干しの動きを効率化させる動線
部屋干し用のルームを作り、洗濯機を設置した場所を通り抜けられるようにすれば、洗濯物の持ち運びが楽です。
POINT5.広めのスペースが必要なところはないか考える
掃除や洗濯物など家事の動き、衣服の着脱などの動きは、スペースが狭いと不便です。たとえば、洗濯機や洗面所を脱衣所に設置する場合、朝の準備などで人が集まったときに狭いと快適性が失われます。特に、2世帯や3世帯で暮らすならなおさらです。
広めのスペースが必要かどうかは、設備の設置場所、人の集まりやすさ、家事・掃除の動きなどで異なります。これらの要素を踏まえて、スペースが必要な場所やどのくらいの広さがあればいいのか考えましょう。
注文住宅・一軒家のご相談は「おうちの買い方相談室 博多天神店」へ!
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ご相談料はいただいておりませんので、ぜひいつでもご来店・ご連絡お待ちしております。
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