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【福岡市博多・天神】老後の戸建て新築購入が不安!賃貸との比較や補助金などを解説
福岡市の博多や天神あたりで、老後の戸建て賃貸を考えている方はいませんか?
「マンションだと隣人や上下の住人に気を遣うため一戸建てに住みたい」「持ち家はあるけどこじんまりとしたところに引っ越したい」と考えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
別の戸建てに引越しする方法には、賃貸と新築購入があります。
賃貸は購入費用とは違い初期費用が少ないメリットがありますが、新築購入は資産として残せるのが大きなメリットです。
もちろん、それぞれ他にもメリット・デメリットがあります。
以降では、新築戸建てを購入したいけれどローンが気になる方に向けて、賃貸とのメリット・デメリットの比較、住まい選びのコツ、補助金について解説します。
老後の戸建て購入の割合
令和4年度に報告された住宅市場動向調査では、二次取得者は注文住宅・分譲集合住宅・中古住宅において60 歳以上が最も多く、注文住宅はなんと55.9%にものぼります。
新築購入をする方が多いことに驚いた方もいるでしょう。
注文住宅の購入を諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、調査の結果から無理のない予算を作成したりローンの返済計画を立てたりすることで叶えられる可能性があるといえます。
画像引用元:国土交通省 令和4年度住宅市場動向調査P38
うまくいく住まい選びのコツ
住み心地がよい住まい選びのコツは以下の3つです。
- 賃貸と持ち家どちらにするかしっかり検討する
- 周辺環境が整っているところを探す
- バリアフリーを視野に入れる
せっかく住み替えを行ったにもかかわらず、住み心地が悪い家や土地を選んでしまうと後悔しかねません。
落ち着いて暮らせるようにするためにも、以下のポイントを押さえましょう。
賃貸と持ち家どちらにするかしっかり検討する
賃貸を選ぶか持ち家を選ぶかで大きく将来が異なります。
後ほどメリットとデメリットをご紹介しますが、よく目を通していただきどちらがご自身にあっているかよく検討しましょう。
周辺環境が整っているところを探す
老後の土地選びは、車がなくても困らない環境のところを選びましょう。
年齢を重ねるにつれて車の運転が厳しくなっていくためです。
おすすめする周辺環境は、電車の駅やバス停が近くにある、スーパーや必需品を購入できる店が徒歩圏内にあるなどです。
医療機関も近くにあるとなお良いでしょう。
もし、家族や親族も同じエリアにお住まいの場合は、その近くを選ぶとより安心です。
バリアフリーを視野に入れる
年齢を重ねるごとに筋力が弱るため、バリアフリー設計の内装や外装にすると安心して暮らせます。
例えば、廊下に手すりがあったり、家の前は階段ではなくそのまま道に繋がっていたりなどです。
平屋を選ぶのもおすすめです。
購入時になくても、今後リフォームでバリアフリー設計にすることもできます。
バリアフリー住宅にするリフォームには補助金制度があります。
快適かつ安全な暮らしに直結するため、どこかのタイミングでバリアフリー住宅について視野に入れておきましょう。
老後に戸建てを賃貸するメリット
老後に戸建てを賃貸するメリットは以下の4つです。
- 初期費用が少なくて済む
- 引越しがしやすい
- 固定資産税がかからない
- 災害による修繕費用の負担がかからない
では、一つずつ詳しく解説します。
初期費用が少なくて済む
初期費用が少なくて済むのは、戸建ての賃貸ならではです。
購入を選択すると、土地代や頭金などさまざまな初期費用がかかります。
賃貸は、物件によっては敷金や礼金がかからないものがあり、初期費用を安く抑えることも可能です。
最初に用意する金額が少ないほどハードルが下がるため、戸建てへの住み替えを検討しやすいでしょう。
引越ししやすい
引越しを気軽にできるのは、戸建ての賃貸だからこそです。
戸建てを購入するとローンが発生し、そう簡単に引越しできません。
例えば、人によっては有料高齢者住宅や特養などの施設に入ることもあります。
その際、持ち家だとどのように処分するか困るケースがあるため、賃貸のほうがスムーズに手続きできるでしょう。
固定資産税がかからない
固定資産税がかからないのは、賃貸でしか叶えられません。
ローンを完済しても払い続けなければならないため、維持費を減らしたいのであれば賃貸が良いでしょう。
災害による修繕費用の負担がかからない
地震や火災などによる災害で修繕が必要になった場合、費用がかからないのは賃貸ならではです。
持ち家であればご自身の所有物となるため、修繕費用は当然ご自身持ちとなります。
賃貸の場合、管理会社や大家が修繕費用を支払うため、負担はありません。
老後に戸建てを賃貸するデメリット
老後に戸建てを賃貸するデメリットは以下の3つです。
- 住み続けるかぎり永久に家賃の支払いが発生する
- バリアフリー設備のリフォームができない
- 資産として家族に住宅を残せない
では、一つずつ解説します。
住み続けるかぎり永久に家賃の支払いが発生する
戸建てを購入した場合、ローンを完済できれば住宅本体の費用の支払いはなくなります。
しかし、賃貸契約にすると支払いに終わりがありません。
住み続けるかぎり一生数万円の固定費がかかるため、負担に感じてしまうでしょう。
バリアフリー設備のリフォームができない
戸建てを購入した場合、好きなタイミングでバリアフリー仕様にリフォームできます。
しかし、賃貸は自己判断でのリフォームができません。
よって、引越しを迫られたり、暮らしにくいと感じながら住み続けたりする状況になる可能性があります。
とはいえ、戸建てであればバリアフリーの設備がすでに備わっている場合もあります。
物件探しに時間がかかるかもしれませんが、最初からバリアフリー化されている物件を選びましょう。
資産として家族に住宅を残せない
戸建てを購入すると、資産として家族に家を残せます。
しかし、賃貸はご自身の資産にならないため、家族に資産として相続してもらえません。
毎月数万円も支払うことを損に感じてしまうでしょう。
老後に新築戸建てを購入するメリット
老後に新築の戸建てを購入するメリットは以下の3つです。
- ローンの完済後は固定費が安くなる
- 資産になる
- 自由にリフォームできる
では、詳しく解説します。
ローンの完済後は固定費が安くなる
賃貸は住む間は永続的に支払いが継続されるため、固定費が減ることはありません。
しかし、購入した場合はローンを完済すれば月々の支払いが固定資産税のみになり、賃貸よりも生活に関わる固定費を抑えやすいです。
若い頃よりも収入が減り支払いに不安を覚える方は、新築購入のほうが良い場合があります。
資産になる
賃貸とは違い持ち家となるため資産になります。
資産ということは、親族やお子さんに相続させられます。
また、借家として貸し出したり売却したりすることも可能です。
使い方によっては収入を得ることもできますので、持ち家があるのはメリットが大きいと言えるでしょう。
自由にリフォームできる
戸建てを新築購入すると、ご自身が快適に暮らせるように自由にリフォームできます。
例えば、必要性を感じたタイミングで開閉タイプのドアを引き戸に変更したり、廊下やお風呂に手すりを付けたりとバリアフリー化させることができます。
老後に新築戸建てを購入するデメリット
老後に新築の戸建てを購入するデメリットは以下の2つです。
- ライフスタイルの変化に応じて家の広さを変えられない
- ローンの負担がかかる
では、詳しく解説します。
ライフスタイルの変化に応じて家の広さを変えられない
賃貸の場合、ライフスタイルの変化に応じて広い間取りのところに引っ越したり、反対にこじんまりとしたところに引っ越したりしやすいです。
しかし、購入となると大掛かりなリフォームが必要となるため、現実的に考えて厳しいです。
柔軟に間取りや広さを変えたいと考えている方は、賃貸がいいでしょう。
ローンの負担がかかる
無理な金額でローンを組むと、月々の負担が大きく生活がままらなくなってしまいます。
購入総額費用やローンを組む契約年数によっては、賃貸とそれほど変わらない価格でも可能かもしれません。
老後での購入はローンの契約年数が短めになるため、金額が大きくなる傾向にあります。
加えて、生活の変化などが起き、支払いが厳しくなることもあるでしょう。
「おうちの買い方相談室博多天神店」では、生活の変化などで支払いが厳しい場合のお金の相談を受け付けております。
家計のアドバイスなども行っておりますので、万一不安になりましたらいつでもご相談ください。
福岡市で新築購入時に使える補助金・事業について
福岡市では、新築購入時に使える補助金が存在します。
- LCCM住宅整備推進事業
- ZEH補助金
対象者や補助内容を詳しく解説します。
LCCM住宅整備推進事業
LCCM住宅とは、ZEHの省エネ力をさらに高めた脱炭素化住宅です。
建設時に排出されるCO2を軽減して運搬を行ったり廃棄したりといった取り組みや、住宅建設時に排出されるCO2の量をソーラーパネルによる太陽光発電で削減したりと、CO2の収支をマイナスにする住宅が対象となります。
受け取れる補助金は1住戸につき140万円です。
申請期間が決まっているため、詳しくは自治体のサイトをご確認ください。
ZEH補助金
ZEH補助金は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。
エネルギーの収支をゼロにするため、断熱性と気密性を高めたり高効率な設備を設置したり、エネルギーを作るシステムを設置したりした住宅が対象です。
受け取れる補助金の金額はグレードごとに設定されています。
ZEHは1住戸につき55万円、ZEHプラスは1住戸につき100万円、ZEHプラスハイグレードは1住戸につき110万円もしくは125万円です。
老後に戸建てを購入する際の注意点
老後に戸建てを購入することを決めた場合、以下の3点に注意しましょう。
- 住宅ローンの完済計画は80歳未満と決まっている
- 収支バランスを試算してから決断する
- 「維持ができなければ売却する」の考えは危険
では、一つずつ詳しくお伝えします。
住宅ローンの完済計画は80歳未満と決まっている
老後は住宅ローンは返済能力に不安が残ることもあり、80歳未満までに完済しなければなりません。
よって、返済期間によっては返済額が大きくなったり、頭金を多く用意したりなど負担が増えるかもしれません。
収支バランスを試算してから決断する
老後は若いころと比べて収入が大幅に減るのが一般的です。
収支バランスを考えた結果、もし問題なければ購入を決断しましょう。
少しでも不安が残る場合は考え直すか、綿密な計画を練る必要があります。
「維持ができなければ売却する」の考えは危険
もし、維持が難しくなれば売却すればいいと考えている方もいるかもしれません。
しかし、この考えは危険です。
なぜなら、車やバイクのように店に行き買い取ってもらえることはないためです。
売りに出してもなかなか売れないことも珍しくありません。
ローンの不安・マイホームに関する相談は「おうちの買い方相談室博多天神店」へ
当社では「無料」で、ローンのご相談や土地選びなどのご相談を承っております。
老後の快適で安心のできる住まいを探すお手伝いをいたしますので、是非とも頼ってください。
購入後のリフォームなどのご相談も可能です。
個別相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
おうちの買い方相談室 博多天神店 | |
住所 | 〒8120029
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